台湾人が教える!おすすめ台湾調味料とレシピを紹介!
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台湾料理に欠かせないものといえば「台湾調味料」といっても過言ではないでしょう。

みなさんはネット上や多国の食品を扱っているお店KALDIで台湾の調味料を見かけたことはありませんか?

「買いたいけど、どんな味しているのかな..」「買ってもどんな料理に合うのかわからない..」こんな心配を持っている方必見!

そんな数多くの台湾調味料について、台湾人がその味やレシピをご紹介します!

台湾調味料の特徴

台湾の調味料には、味が濃いのがほとんどです。

南国にある台湾は日本のように四季がはっきりしていなく、夏と冬この2季節がメインになります。

特に暑い時期が長く、その代わりに汗もかくので、味が濃い食べ物や調味料のほうが好ましいと思います。

また、少し脂がのっている調味料も多いではないでしょうか。

味が濃いことや脂がのっているからこそ、食べ物を味変させて違ったおいしさを楽しむことができます。

おすすめ液体調味料11選

ここでは多くの台湾家庭や夜市の屋台、外食のお店でよく使っている液体調味料をご紹介します。

全部で11種類で、台湾料理だけでなく、日本の食べ物にも合う台湾調味料たくさんあります。

その調味料の見た目や原料、おすすめのレシピまで一挙公開しますので、気になる方はぜひ読んでみてください!

サーチャージャン(沙茶醬)

見た目が茶色っぽいサーチャージャンですが、独特な味がします。

言葉で表現するのは難しいのですが、とにかく万能の調味料なので、結構なんでも合います。

お鍋の具材を食べるときに少しつけたりすると具材そのままのおいしさにプラスした違う風味が味わえます。

チャーハンの時にサーチャージャンを入れて炒めるのは台湾のお店で見かけるメニューです。

また、キャベツやくうしんさいなど水分が少ない野菜に入れたり、お肉を炒めるときに入れるのもおいしいです。

サーチャージャン(沙茶醬)
主な原料大豆油、にんにく、フライドエシャロット、唐辛子、ブリル (魚)、干しエビ
販売価格(参考)250g(小)756円~
737g(大)1,659円~
サーチャージャン(沙茶醬) のご紹介

ジャージャン(炸醬)

ジャージアンミエン(炸醬麵)の上にのせてあるソースがジャージャンになります。

ジャージアンミエン以外の料理ではそんなに使わないイメージです。

日本の中華料理店だと甘めのジャージアンミエンを売っているお店もあるそうだが、本場だと塩辛いほうが普通です。

ジャージャン(炸醬)
主な原料豚肉、トウバンジャン(豆瓣醬)、テンメンジャン(甜麵醬)、生姜、豆腐干
販売価格(参考)2,680円~
ジャジャン(炸醬) のご紹介

XO醬

XO醬の起源は香港ですが、今でも台湾ではよく使われています。

見て目的には少し赤く、原料にいろんな海鮮と唐辛子が混ぜていますので、海鮮の味を味わいつつ、辛さにも満足できます。

おすすめのレシピはホタテ炒めに使ったり、より海鮮を味わいたいときに使うといいかもしれません。

または春雨などもともと味がしない食べ物に使うとすごくおいしくなります。

XO醬
主な原料干し貝、エビ、ハム、唐辛子、フライドエシャロット、ニンニク
販売価格(参考)615円~
XO炸醬のご紹介

甘辛チリソース(甜辣醬)

サーチャージャンの次に、台湾のご家庭に必ずある調味料は「甘辛チリソース」と言っても過言ではありません!

甘辛なのでエビチリのソースと少し似てる味がします。見た目はトマトソースと同じ真っ赤です。

ちまきを食べるときに、最初何も付けずに食べて、途中から甘辛チリソースを付けて味変させることによって、よりおいしく堪能できます。

ほかには大根餅や水煎包(蒸し焼きまんじゅう)といった台湾小吃にも相性抜群です。

甘辛チリソース(甜辣醬)
主な原料唐辛子、砂糖、トマトジュース
販売価格(参考)500円~
甘辛チリソース(甜辣醬)のご紹介

辛いソース(辣椒醬)

甘辛ソースだと甘さが主体になるのですが、辛いソースは名前の通り辛さが主体になります。

台湾ではそこそこ辛い食べ物を食べられる人が多いので、お店では辛いソースが置いてあるのはほとんどです。

また、テイクアウトするときに、「辛さ足しますか?」の質問よく受けて、場合によって「小辣」や「中辣」など辛さの調整ができます。

とにかく辛いのが大好きな方、台湾の辛いソースぜひ試してみてください!

辛いソース(辣椒醬)
主な原料唐辛子、ニンニク、醬油
販売価格(参考)720円~
辛いソース(辣椒醬)のご紹介

とろみ醤油(醬油膏)

とろみ醤油は名前の通り、トロトロとした醤油のことです。

基本的に醤油を使うものであれば、とろみ醤油を使ってもそんなに違和感ないでしょうか。

甘辛チリソースを付ける食べ物とダブってしまいますが、とろみ醤油はちまき、大根餅を食べるときに使うのが一般的です。

また、水餃子やゆで野菜をとろみ醤油に付けるととてもおいしくなります。

とろみ醤油(醬油膏)
主な原料大豆、デンプン、砂糖
販売価格(参考)970円~
とろみ醤油(醬油膏)のご紹介

小磨坊香り付き油(小磨坊 蒜風味油・葱風味油)

小磨坊は台湾の有名調味料会社です。なんと今までに調味料を500種類以上も開発しています。

そんな多い種類の中に特に紹介したいのは香り付き油ですが、これを使うとニンニク・ネギを買う必要がなくなります。

普段肉を炒めるときは、この小磨坊香り付き油を使うと、ニンニク・ネギの風味が出てきますので、時短で料理したい方におすすめです。

小磨坊香り付き油 ニンニク味(小磨坊 蒜風味油)
主な原料ニンニク、芥花油
販売価格(参考)1,030円~
小磨坊香り付き油 ニンニク味(小磨坊 蒜風味油)のご紹介
小磨坊香り付き油 ネギ味(小磨坊 葱風味油)
主な原料エシャロット、芥花油
販売価格(参考)1,030円~
小磨坊香り付き油 ネギ味(小磨坊 葱風味油)のご紹介

フライドエシャロット(油葱酥)

フライドエシャロットは揚げネギとも言います。様々な料理に足しただけで、魔法のようにおいしくなります。

フライドエシャロットはネギのいい香りプラス揚げたあとサクサクの食感がたまりません。

タンメン(湯麵)や汁なし麵に混ぜるのがおすすめの食べ方です!

他にはゆで野菜や魯肉(ルーロー)、肉燥(バーソー)といったお肉料理にも合います。

フライドエシャロット(油葱酥)
主な原料エシャロット
販売価格(参考)500g 1,030円~
フライドエシャロット(油葱酥)のご紹介

しいたけオイスターソース(香菇素蠔油)

しいたけオイスターソースは台湾の有名調味料会社「萬家香」が出している商品ですが、その他のブランドも結構あります。

その見た目はとろみ醤油に似ていて茶色ですので、よく間違われます。

台湾では宗教や文化などの関係で、ベジタリアンが多くいますので、このしいたけオイスターはベジタリアンの方でも安心に食べられます。

おすすめのレシピはしいたけ、エリンギとほうれん草をゆでた後に、一回サラダ油で炒めて、そこでしいたけオイスターソースを入れさらに炒めると出来上がります。

しいたけオイスターソース(香菇素蠔油)
主な原料蔗糖、大豆、小麦、しいたけ粉
販売価格(参考)840円~
しいたけオイスターソース(香菇素蠔油)のご紹介

烏醋

黒酢と似ていて、見た目も真っ黒です。

煮込み料理を仕上げる前に烏醋を適量に入れると、料理の味がより柔らかくなります。

また、麺とネギさえあれば、10分間に簡単にできる「烏醋汁なし混ぜ麵」がおすすめです。

麺をゆでた後にネギを加え、烏醋を入れて混ぜたら出来上がりです。

烏醋
主な原料お酢、砂糖、塩、玉ねぎ
販売価格(参考)600円~
烏醋のご紹介

米酒

台湾の米酒は日本酒と同じく米で醸造されるお酒ですが、一般的に飲むよりは料理で使われる場合が多いです。

特にお肉や魚の臭みを取り除きたい場合はよく米酒を使ったり、煮込み料理にもよく米酒を入れております。

米酒
主な原料もち米
販売価格(参考)750円~
米酒のご紹介

おすすめ粉・固体調味料5選

おすすめの液体の調味料を紹介しましたが、この段落では粉状や固体の調味料をご紹介いたします。

どれも台湾家庭ではよく使う調味料となりますし、一人暮らしの方でもこれらの調味料があると簡単にお料理ができます。

ホタテの貝柱のほんだし( 烹大師 干貝風味)

日本の有名食品会社「味の素」実は台湾にも展開しています。

ほんだしは台湾では「烹大師」という漢字で書き、日本語の発音に近いほか、料理の達人の意味合いが含まれています。

そんなホタテの貝柱のほんだしこの商品ですが、キャベツ炒めやスープにするのがおすすめです。

ホタテの貝柱のほんだしを使うことによって、甘みが引き出されて、料理が一層おいしくなります。かなり万能な調味料です!

しかしこのホタテの貝柱のほんだしですが、日本のスーパーでは売っていなくて、台湾でしか発売されていない商品となります。

米酒
主な原料もち米
販売価格(参考)1,058円~
米酒のご紹介

鮮味炒手

鮮味炒手の発売元はドイツ発祥のブランド「康寶(クノール)」です。

昔からもずっと台湾人に愛されている「康寶(クノール)」は今でも生活に欠かせない食品ブランドなんです。

鮮味炒手だけでも3種類の味があって、原味(プレーン)・奶素(たまごを食べないベジタリアン用)・鰹魚(カツオ)この3つ。

塩や食用グルタミン酸ナトリウムの代わりに使われています。

鮮味炒手(プレーン)
主な原料ニワトリ、海塩、蔗糖、とうもろこし
販売価格(参考)240g 600円~
鮮味炒手(プレーン)のご紹介

康寶鮮鶏晶

またもや「康寶(クノール)」の商品です!康寶鮮雞晶は肉料理にピッタリの調味料です。

下準備に肉を味付けに入れるのもいいし、肉を炒めるときに一スプーンくらいの量を入れると肉が柔らかくよりジューシーに味わえます。

また、スープに入れるのもおすすめです。

康寶鮮雞晶
主な原料塩、砂糖、とうもろこしデンプン、ニワトリ粉
販売価格(参考)120g 400円~
康寶鮮雞晶のご紹介

椒鹽粉(ジャオイェンフェン)

椒鹽粉はコショウに少し似ていますが、シナモンが入っているため、より香ばしいのが特徴的です。揚げ物との相性が抜群です。

特におすすめしたいのが「からあげ」ですが、冷凍食品でもいいので、チンした後に椒鹽粉を入れるだけで倍以上おいしくなります。

椒鹽粉
主な原料塩、コショウ、シナモン
販売価格(参考)40g 310円~
椒鹽粉のご紹介

小磨坊 萬用滷味包

小磨坊のもう一つのヒット商品は「萬用滷味包」です!

肉を煮込むときに使われている超便利な調味料ですが、例えば豚足の煮込み料理やルーローハンを作りたいとき、萬用滷味包さえあればOK。

火をかけて、ゆっくり煮込ませるのを待つだけでおいしい料理が出来上がります。

康寶鮮雞晶
主な原料シナモン、八角、ウイキョウ、ローリエ
販売価格(参考)36g 280円~
小磨坊 萬用滷味包のご紹介

おうちで台湾調味料を堪能しよう!

いかがでしたでしょうか?今回はいろんな台湾調味料を紹介しましたが、気になるものはありましたか?

どれもよく台湾のご家庭で使う調味料です!中華系食品を扱っているお店やネットなどでゲットできるので、ぜひ試してみてください。

台湾料理だけではなく、日本料理を作るときに台湾調味料を使ってアレンジしてみましょう!