大甲媽祖巡礼|台湾の一大伝統祭り
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媽祖は台湾もっとも愛されている神様で、毎年に行われる大甲媽祖巡礼は多くの信徒が集まり、国全体を巻き込むほどの大イベントです。

小羽小羽

この記事を書いた人
台湾出身、日本文化と歴史が好きで2014年から日本在住。大好きな台湾料理は臭豆腐です!

台湾の神様|媽祖

媽祖(まそ)は、昔から航海の安全を守り、閩南地方及び台湾の神様です。

日本と同じ島国であった台湾は、漁業は盛んでいるため、昔から航海安全のため、媽祖を祭る習慣がありました。

現在は漁業だけではなく、安全や学業、仕事など、さまざまなことを見守ってくれる神として存在します。

大甲媽祖巡礼

媽祖は各地にお廟があり、その中に一番有名なのは、大甲鎮瀾宮(たいこうちんなんぐう)の大甲媽祖です。

毎年媽祖の誕生日旧暦3月23日前後に、大甲鎮瀾宮から出発し、3つの県を超えて、嘉義の奉天宮(ほうてんぐう)まで横着します。

この大きいなイベントは、「大甲媽祖巡礼」(大甲媽祖巡行)と言われ、ディスカバリーチャンネルに世界3大宗教行事として紹介されました。

1週間で300キロ歩く大行事

3つの県を超える大移動は、おおよそ8~9日に渡り、総計300キロメートル超えます。

各県を経由する際に、みこし行列と一緒に歩いた信徒は、約延べ100万人と言われます。

鑽轎底

大甲媽祖巡礼の内容の一つ「鑽轎底」(ズァンジャウディー)、台湾語では「ヌンギョウカー」は、媽祖様のみこしの下から通り、健康や病、悪運などを取り除くことを願います。

わたしが小さいごろも一度、おばさんに連れていかれ、周りは爆竹だらけで、泣いでいた記憶があります。(笑)

大甲媽祖巡礼詳細情報

日本語大甲媽祖巡礼
中国語大甲媽祖遶境
中国語読みダージャーマーズーラウジン
日本語読みだいこうまそじゅんれい
開催時間毎年旧暦3月に行う
開催場所台中大甲から嘉義新港まで往復